PC機器の修理で宅配業者さんを呼んだら
先日、誤ってハードディスクのデータを破損してしまい、業者さんへ修理依頼をすることになりました。私物の外付け機器です。修理業者さんが機器の集荷・梱包・発送を某宅配業者さんに頼んでくれたのですが、いろいろと発見があったので、備忘録がてらにそのときのことを書いておくことにします。
指定した日時にやってきた運送屋さん。ここからは玄関先でのやりとりになります。
まずは梱包です。運送屋さんは折りたたまれていた段ボール箱を手早く組み立てて補強のテープ留め。用意しておいた機器一式(ビニール袋にまとめて入れていたのですが、渡すのは中身だけでよいとのことで、ハードディスク本体と付属のコード)を渡しました。すると別途、段ボールの枠の内側に透明のフィルムが張られたようなパーツが登場。フィルムの部分に機器一式を挟んで両端のクラフト部分を折り曲げると…
フィルムが引っぱられてハードディスクとコードにぴたっと密着。シュリンク包装されたみたいになった!
そしてシュリンクされた機器たちを伴った段ボールパーツを、最初に組み立てた段ボール箱に入れます。段ボールパーツは両辺が上げ底になっていて、中央の機器が直接段ボール箱の底に触れないようになっています。移動中の振動を滞空で回避するわけですね。サイズぴったり。段ボールを閉じれば梱包完了です。
透明のプチプチ緩衝材とかは必要ないと修理業者さんからは説明されていたけれど、こういうことだったのかーと感服しました。
用意していた伝票(いわゆる送り状)を渡し、着日の確認等をしたら代金のお支払いです。修理業者さんからの指定で運賃関係は私持ち、その場での現金決済でした。まずは箱代、続いて梱包発送代、と2回に分けて払いました。これは宅配業者さんの処理上の都合と思われます。
たまたまその宅配業者さんが某ポイントカードと提携していたため、お支払いのとき貯まっていたポイントを使うことができました。この発想はなかったな。発送だけに。
かくして記憶喪失のハードディスク氏は旅立ったのである。はたしてその運命やいかに。